弊社は、区分マンションの一戸から一棟のアパート・マンション・ビル・駐車場管理・空家管理等、全ての物件に対し、オーナー様にご満足いただける良質な管理を提供いたしております。 規模に関わらず、お気軽にご相談下さい。
管理会社の変更をすることを、悩みに悩まれ、弊社に管理を委託されたオーナー様がいらっしゃいます。長くお付き合いをなされた管理会社様からの変更でしたから、熟慮に熟慮を重ねられたうえでの判断でした。
弊社が受託する前の情況をお話ししますと、物件は東京都江戸川区にございます60㎡ファミリータイプのお部屋が30戸ある大規模 賃貸マンションです。前管理会社に優秀な番頭さんがいらっしゃり、その方の勧めで1999年に新築された大きなマンションです。月日が経ち、その番頭さんも引退され、別の担当者に変わった頃から空室が増え始め、弊社が受託する前は、8部屋が空室となっていました。空室に入ると排水トラップは封水切れして酷い悪臭を放ち、部屋の床には小さな虫の死骸が沢山落ちているありさま。中途半端なハウスクリーニングしかなされておらず、これでは内見があっても、申し込みが入るはずがありません。更新時には勝手に家賃を下げられたり、明細のはっきりしない費用が差し引かれていたりで、オーナー様も将来に不安を感じていらっしゃったと思います。弊社が管理を受託した当時の月間家賃収入は300万円程、それを2年もたたない間に月間450万円まで引き上げることに成功しました。年間で1,800万円の家賃収入の増収です。当然に、満室賃貸中です。
管理を受注したそのマンションのオーナー様に無理なお願いをして、増収に至ったわけではございません。私どもの管理は、ごく当たり前のことを実践したにすぎません。ただ、そのごく当たり前のことが出来ていない管理会社や物件のオーナー様が多いことは明らかです。 【何を行った結果が増収に繋がったか:基本】1.マンション周りの清掃の強化(入居者の快適さを考える)
※案内板やエレベータ内に貼られた手書きの案内や注意書きの更新
2.宅配ボックスの設置(入居者の利便性を考える)※規模に応じた宅配ボックスの設置
3.防犯カメラの設置(入居者の安心を考える)※必要と思われるところ、死角への防犯カメラの設置
4.空室のリフォーム等(ここに住みたいと思えるリフォーム:家賃の増加)※時代遅れの設備の更新、長く住みたいと思うリフォーム
たったこれだけで、年間1,800万円の家賃増収に繋がったのです。どれを行うにも一時的な費用は発生しますが、これを行うことのメリットの方が大きいのです。 【メリット】1.退去を抑制することが出来る(長く住んでいただける) 2.募集家賃を高く設定できる(付加価値の増加による家賃設定) 3.何よりも、物件の資産価値向上のためにお金を使うことが出来る(好循環) 【その後】
本物件のオーナ様は、2023年8月より11月まで、大規模修繕を実施され、物件は生まれ変わりました。消防設備の更新・TVモニター付きインターフォンの更新・ポストの更新、総額で5,000万円の費用をかけ、より強固な賃貸経営を手に入れられたのです。この規模だけに、5,000万円という費用がかかったのですが、その規模によって費用は変動します。 ただ、これだけやれば家賃が増収となるわけではございません。管理会社がプロ意識を持ち、オーナ様の期待に応えられる技量を兼ね備えてなければ実現不可能です。 オーナー様に代わり幾つもの業者選定を行い、かつ見積もりを取得し、オーナー様の物件にとってベストなシステムの導入を提案できること。不動産業界における法律等を熟知し、トラブルが発生しない契約書等の 作成ができること。建物管理においてはスピーディーな対応ができることが大切です。 不動産管理を見直した方がいいのではないかと思われる物件(程度が良くない物件)に定期的に、管理 見直しのご案内を行っております。 しかしながら、そのような物件をご所有のオーナー様は決まって、「いつもお願いしている不動産屋さんが いるから」っとおっしゃいます。そのような物件は、年数を積み重ねるごとに設備等の修繕が多くなり、 挙句に、不動産業者は「家賃を下げないと、入居者は決まりません」っというのです。そのような物件を ご所有のオーナー様は、程度が悪いお部屋でも、入居してくれる人がいれば誰でもいいと考えていらっしゃ います。また、その程度の悪い物件を一般媒介で不動産業者に競わせていると思っていらっしゃいますが、 不動産業者は、笑っています。程度の悪い物件に期待する不動産業者はいないのです。期待するとしたら、 どうやって、その不動産を売らせようかと考えているでしょう。 【負のスパイラル】
1.「家賃を下げないと入居者が決まらない」という不動産業者に管理を委託している。 2.入居者の質が悪くなり、トラブルが頻発する 3.修繕・故障が多くなり、経費が嵩み、対応の遅さにクレームが頻発する 4.家賃収入が、どんどん目減りしていく。 【管理会社を変えることは、簡単です】
管理会社を変更することに、面倒なことはございません。
リプレイス(新たに管理を依頼する不動産会社)する不動産会社に全てをお願いすればいいのです。
現管理会社の管理委託契約内容に基づき、現管理会社への管理委託契約の解除の通知、リプレイスする管理会社への契約関係書類等の書類の郵送、賃借人への管理会社変更通知の郵送等、全て、新しい管理会社が やってくれますので、オーナー様は何もする必要はございません。
時代遅れと云われるこのような問題は、建物内において随所にございます。手を入れるべき所は手を入れ、時代の波に乗り遅れる事の無いよう、資産管理を行っていかないと、資産管理が死産管理となってしまいます。
私たちはプロパティーマネジメント・ビルマネージメントのプロとして、建物維持管理から入居者の募集管理、賃貸管理までバランスのとれたサービスを提案、提供します。
特に自信のある賃貸管理業務におきましては、家賃滞納解消のプロとしてオーナー様のご協力をいただきつつ、極力経費を発生させない(弁護士に頼らない)法的対処方法も熟知しておりますので、ご安心してお任せいただけます。
賃貸管理を“プロパティマネージメント:PM”、建物管理を“ビルマネージメント:BM”といいます。
- 入居者の募集・選定
- 賃貸借契約の事務
- 敷金等の受領
- 入居手続き …など
- 賃料等の集金
- 賃料等滞納時の督促及び徴収
- 入居者退去に伴う敷金の精算
- 建物保全または修繕に関する査定・手配
- 各種維持管理契約の締結
- 入居者の苦情処理
- 賃貸借契約の更新及び解約処理 …など
- 修繕のご提案
- 建物の大規模修繕、室内リフォーム・リノベーションのご提案、お見積もり
建物の資産価値を維持する上で大切な事、それはBuilding Management & Facility managementであることは言うまでもありません。あらゆる不動産(土地、建物、構築物、設備等)の運用・経営にとってその資産を最適な状態(コスト最小、効果最大)で保有し、運営し、維持するための総合的な建物管理が私たちの使命です。お客様が保有・管理するすべての施設を対象として、これら資産の持つ価値を維持していくために必要なあらゆるマネジメント、経営的視点に立って建築物等のマネジメントを有効・適切に計画・運営・管理を行い、資産価値の維持・向上に貢献するために、あらゆるソリューションを提供します。
日常清掃 | 作業工程表等によって毎日計画的に清掃を行います。 |
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定期清掃 | 月間又は年間に何回か定期的に計画を立てて清掃を行います。 |
特別清掃 | 年間1~2回又は特に必要とする場合、定期的計画以外に特別に清掃作業を行います。 |
巡回清掃 | 毎日または週間、月間に作業計画をたて作業員が巡回し、清掃いたします。 |
貯水槽等清掃 | 受水槽、高架水槽等をビル管法にのっとり清掃をします。 清掃後、水質検査を行い良好な状態を維持します。 |
水質検査 | 皆様の口に入る上水の水質を定期的に検査し、報告をいたします。 |
排水管・排水槽清掃 | 日ごろの生活において見落としがちな排水管や排水槽の中を定期的に汚れや閉塞具合、害虫調査をして清掃を行います。 |
設備運転保守管理 | ビルの設備である、電気設備、空調設備、給排水設備、防災設備、エレベーター等昇降機設備等の機器を効率的かつ安全にスケジュールに基づいた起動及び停止の運転操作、また計画表に基づいた日常・定期点検・整備等の保守を行い、事故を未然に防止し設備の機能を十分に発揮させ、良好で安全なビル環境を維持していくとともに、機器の耐用年数を延ばします。また官公庁立ち入り検査の立会い・報告を行ないます。 |
電気設備管理 | 建物内に電気が適正に供給されているか、また適正に使用されているか等運転・監視を行ないます。簡易営繕、蛍光灯等の管球交換、データの分析・評価ならびに結果の検討を行ないます。 |
空調設備管理 | 建物内の空気を環境衛生上良好な状態に運転調整します。特に室内温度には省エネを十分配慮した運転・監視を行ないます。簡易修繕、フィルターの清掃・交換作業、データの分析・評価ならびに結果の検討を行ないます。 |
給排水衛生設備管理 | 水道水の衛生的かつ適正な供給と、建物内使用済水の適正な排水のための運転・監視及び配管・衛生器具等詰まり等の修繕を行ないます。また、各水槽の法定清掃ならびに水質検査を行ないます。 |
消防設備管理 | 消火設備、警報設備、避難誘導設備、排煙設備等の防災設備が常に正しく作動する状態を維持するために定期的な設備の点検を行います。また法定点検の書類作成や保管、消防訓練や消防署立ち入り検査時の立会いも行います。 |
避雷針点検保守管理 | 建物や各種設備及び人身を雷の被害から防ぐには、避雷針が有効で重要な対策です。雷のエネルギーの大部分を建物内部や設備に侵入させないようにしています。そこで「人と建物にやさしいプロのサービスを」を合言葉の弊社は、年に1度の避雷設備の保守点検をお奨めしております。雷被害は大切な財産、人の命をも奪い去っていきます。是非避雷設備点検を見直していただきたいと思います。 |
昇降機設備管理 | 昇降機等は、建築基準法に基づき年1回定期検査を受け、その結果を行政庁に報告しなければなりません。 昇降機検査資格者によって定期検査ならびに報告書作成を行ないます。 |